image15-1024×768
image14-1024×768
image13-768×1024
image12-1024×768
image11-768×1024
image16-1024×768
image10-1024×768
image9-768×1024 (1)
image9-768×1024
image8-1024×768
image7-1024×768
image6-1024×764
image5-1024×768
image4-1024×768
image3-1024×768
image2-768×1024
image1-1024×768
image-1024×768 (1)

旅日記 ネパール〜インド 国境編

スノウリ〜バラナシ

翌日、昼前に宿を出た。
ルームメイトだったオーストラリア人は朝早くのバスでインドへと向かったらしい。僕は相方と合流するために、国境の町”スノウリ”の一つ手前の町”バイワラ”という所へと向かった。

ルンビニからここまでバスで30分程度。とても近い。またバスを降りてから宿を探し始めたのだが、今回は中々見つからない。手当たり次第にホテル,ゲストハウスを訪ねたが、何処も値段が高い。煮えたぎるようなこの灼熱の中でバックパックを背負って小一時間歩き回るというのは、中々骨が折れる思いだ。ただ、インドを近くに感じた瞬間でもあった。とにかく、休憩がてら近くのACが効いていそうなレストランで昼食を取ることにした。まず注文したのはコーラ。今はまさに魔法の飲み物だ。キンキンに冷えたあの味が疲れを癒してくれる。ここではネパール最後のダルバートを食した。

確か100ルピー前後だったと思う。
会計時に”何処か安いゲストハウスを知らないか?”とスタッフに訊ねると、”この直ぐ近くに一つあるぞ”と教えてくれた。どうして見つける事が出来なかったのであろうか不思議だったが、本当に直ぐ近くに安いゲストハウスがあった。
ただ建物の中に入ると、相当怪しい雰囲気が漂っている。ただ1泊するだけなので何とかなるか、と思い部屋へ案内してもらった。

シングルで300ルピー。
予想通り、かなりの年期がいった部屋である。ただベットはダブルなので広くて快適だ。トイレまで行くのには、何故か一つ廊下を跨がないと行けないようになっている。どこかミステリアスな空気が漂う部屋だが、安いので良しとしよう。

夜、外を出歩くとあちらこちらのストリートショップに人々が群がっている。
どうやらストリートフードのようだ。美味しそうな匂いが所々から流れてきた。
僕は結局レストランで食事を取ったが、インドへ行った際には是非試してみたい。

この日の夜中、又もやW杯があるとのことで宿のおっちゃんに何処か見れそうな場所はないか?と相談すると、小さなテレビを貸してくれた。これがまたブラウン管の画面は小さいが重たく、幅の長い時代を感じるテレビであった。スイッチを入れても、絵が映るまでに少々時間が掛かるこの感じも懐かしい。そして個室にてW杯を楽しんだ。
ただ次の日、相方との待ち合わせ時間が6:00頃と結構早かったので結局あまり寝れなくなってしまった。

朝方、眠たい目を擦り何とか目を覚ました。
相方にはゲストハウスと部屋の番号を伝えていたので、仕度を済ませノックをされるのを待っていた。だが30分待っても来ない。

もう30分待った。だが、来ない。僕は部屋を出た。

この日にどうしてもインドに入りたかったので、相方には悪いが自分一人で行く事にするとしよう。などと考えながら道を歩いていると、向こうから見覚えのある姿が。相方が歩いて来ていた。という訳で無事に合流出来たのだ。
どうやらカトマンズからのバスが大幅に遅れていたらしく、先程着いて迷いながらこの道をたまたま歩いて来たと言うのだ。旅というのは何とか成るように成るものだ。

こうして2人でスノウリへと向かった。

ネパールとインドの国境は前のとは違い数メートルの道が間にあるだけ。
だが一応双方の警備はしっかりとしている。
出国のスタンプを押して貰い僕等は意気揚々とネパールを後にした。

さて、ついにインドにやってきた。
巨大な国、汚ない国、嘘つきの多い国、ガンジスの流れる国、カレーの国、インド。この時点での僕の知識はこんなものだ。

入国の手続きを済ませ、足早に国境付近を去る。
というのも、10秒も立ち止まっていると直ぐに客引きがやって来るからだ。
僕らはとりあえずゴダプール行きのバスに乗った。

流れる景色はネパールとは違い、平地を走って行く。
所々に牛や犬や猿、そしてヤギなどの動物の姿が目に付く。勿論、野生なので鎖はつけていない。自由に駆け回っているようだ。
小さな町にも多くの人の姿が見える。やはり人相はネパール人よりも大分濃い顔をしている。さらに何処か無愛想だ。

3時間か4時間ほど走ったであろうか。ゴダプールへと到着した。
バスを降りるや否や、客引きの嵐。オートリキシャの兄やん達が我が先とばかりに次々と声を掛けてくる。僕らは腹が減っていたので近くのレストラン、というか露店のような所で初インド料理を食した。恐らくプーリーだったであろうか、勿論カレー味だ。値段も安かったと記憶している。

軽く食べた後で、今度はバラナシ行きのバスを探す事に。レストランのおっちゃんに聞くと、バス乗り場までは遠いということでリキシャを使うべきだと言われた。親切にもリキシャを1人捕まえてくれ、値段交渉もしてくれた。1kmで大体30ルピーぐらいだったと思う。因みに今回はガソリンで動くオートリキシャではなく、人が自らの足でペダルを漕ぐ人力タイプのリキシャだ。こっちの方が値段は安い。ただ、日本人青年2人にバックパックとなると重量もそれなりで大変そうであった。

10分ほど走った。やはりここも相当暑いのでリキシャのおっちゃんも汗びっしょり。何だか悪い気がしたので10ルピー多めに払ってありがとうと伝えると、笑顔で去って行った。次の客を捕まえに行くのであろう。体力を要する商売だ。

バラナシ行きのバスは難なく見つけることが出来た。
ここから約6時間、揺られながら目的地へと向かう事となる。車内で待っている時、外でアイスクリームを売っているインド人を見かけた。この暑い中では冷たいアイスは最高だろうな、と思ってみていた。クーラーボックスから大きめの塊になったアイスを取り出すインド人。それを直接、木の机の上に置いた。
勿論机の上は清潔にされている、訳がない。ハエもたかりたい放題だ。豪快に4等分に切り分け、これまたその辺に置いてあった棒をアイスにぶち込む。どうやらそれを一本いくらかで販売しているようだ。さすがはインド人、とりあえず路上のアイスは食べないようにしようと思った時であった。

そうこうしている間にバスは何のアナウンスもすることのなく、淡々と埃を巻き上げながら走り始めた。

聖なる土地、バラナシを目指して。

 

つづく。

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください