image9-1024×768
image8-1024×768
image7-1024×768
image6-768×1024
image5-1024×768
image3-1024×768
image4-1024×768
image2-1024×768
image10-1024×768
image1-1024×768
image-1024×768 (1)

旅日記-中国編⑨チベット

チベット

この日は朝から移動、これからヒマラヤ山脈へと向かう。
チベットの山道は険しい。右へ左へと蛇のような道をどんどん登って行く。
あっという間に4000m近くまで来てしまう。

ハンドル操作を一つ誤れば谷底へと落ちてしまう様な、細い道をひたすら走る。
たまに大きなトラックがすれ違ったりしてとてもヒヤヒヤするのだが、何だか楽しい。
景色も絶景だ。湖や、山奥では氷河なども見ることが出来る。

途中に休憩がてら、小さな土産屋が並ぶ一角へと停車した。
そこには手作りのネックレスから、直ぐに潰れてしまいそうなキーホルダー、楽器までなんでも置いてあった。そこで僕はこれからよく使うことになるチベタンベルを買った。

山の方へ進んで行くと村が沢山あり、現地の言葉も全然違うようだ。
ガイドの兄ちゃんも、半分ぐらいしか理解出来ない時があると話していた。
家の様子も大分違ってくる。密集地というのは少なく点々と建物が立っている。
大体が年季を感じる門構えだ。

拉薩から半日掛けてシガツェという町まで移動した。
ヒマラヤ山脈へ入るにはパーミットの手続きなどが必要となるので、ここでそれを済ます。
ここでは唯、一泊しただけなので飛ばすとしよう。

さて、次の日。
いよいよエベレストへ向けて出発する。頭の調子は大分マシにはなって来ているが、まだ少し不安も残る。なんせ今日は最高5000m地点まで登って行く。

山脈までの道ははっきり言って、ただの砂利道である。
運転手が「トヨタのランクルでないとあんな所へ行けやしない」と言っていたのも良く分かる。車酔いする方はかなりの覚悟がいることであろう。荒れた道を走ること1時間半、道路脇に案の定、壊れた車が止まっていた。中には何人かの旅行者がいてどうしようもならない様子だったので、立ち止まる車に手分けして乗ることに。

こちらにも無理やり一人詰め込んだ。
車内はギュウギュウ。しかも頭も徐々に痛くなり出した。
色んなものと静かに格闘しているうちについに山が見えてきた。
テンションが上がるメンバー。この時ばかりは頭の痛みも忘れることが出来た。

そこからベースキャンプ地点まで1時間ほど走った。
ついたキャンプ地は想像していたものとは少し違っていた。

チベット式のテントが沢山立ち並び、それぞれが宿舎として運営している感じであった。
僕らが泊まった所はこんな感じだ。
ここへ来ると流石に少し動くだけでも息が切れる。
エベレストの入り口でこれなら、登山なんて絶望的だなと考えていた。

空が凄く近い。色がとてもハッキリとしている。
夜はこれでもかと言うほどの星達が、暗闇の中で優雅に輝いていた。
そして、何度も流れる星達にこれからの旅での良き出逢いを祈って眠った。

つづく。

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください