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旅日記-中国編⑧チベット

チベット

ここは標高3200m。街を歩く人々の顔も中国本土とは大分違う。
色が黒く、少し堀が深い感じだ。

宿に着いたのは夕刻。
拉薩では格安のHostelに宿泊した。確か一泊35元。
見ての通り、だだっ広いコンクリートの壁に囲まれた部屋。そこにベッドが六つ。
シャワー、トイレ等はもちろん部屋の外で共用である。

ここに着いて1時間程すると何だか体の異変を感じる。
何となく頭が痛くて体がだるい。まさかとは思ったが、高山病である。
しかもかなり症状は酷く、その晩は高熱にうなされ吐き気が止まらず、食べ物がろくに喉を通らない。何とか薬を買って来てもらい飲んだのだが、直ぐには症状は収まらないようだ。
結局夜中まで格闘し、なんとか寝ることができた。

 

次の日、まだまだ体がだるい。
どうにもこの地に中々順応が出来ないようだ。この日は様子を見て宿に留まる事にした。

ホステルの最上階に不思議な門構えの建物があった。
中に入るとそこには沢山の中国人がいた。話を伺うと、何やらチベットに出稼ぎに来ている集団のようだ。ここは仕事場でリーダーの男はカメラマン。主にブライダルの写真や広告の撮影をしているらしい。

その男に珍しいカメラを見せてもらった。一眼レフならぬ二眼レフである。
とても古いカメラで今は壊れてしまっているらしい。
彼はとても優しい目をしている。拙い英語でチベットの色々な事を教えてくれた。
そしてお茶を飲みながら、まったりとした時間を過ごした。

 

そして次の日、流石に2日もへばっているわけにはいかない。
この日は拉薩の城、ポタラ宮殿へと足を運んだ。

ここはチベット宗教の中心地、かつてのダライ・ラマ達が住んでいた場所である。
現在のダライ・ラマは中国との問題がありインドへと亡命中とのこと。
なので今はポタラ宮殿の中を観光することができる。ただ入場料が異様に高く200元。しかも1時間という時間制限付きなのである。にも関わらず、入場券は予約しなければ購入することは出来ないようだ。

いよいよ本館入り口。彼らはこのチベットツアーの仲間達である。
中での写真撮影は禁止。細く急な階段やお経と唱える僧侶達が印象的であった。
先代のダライ・ラマの墓や仏像、立体のマンダラなどを見ることができた。

拉薩の街中を歩く。建物の様子はカラフルで独特である。
昼間は天気がいいのだが夕方になると雨が降り出す。
標高の高い地では天気が変わりやすい。

今度はまた別の寺。名前は、、、覚えていない。
ここでは沢山の見習い僧侶達が日々勉強をしている。

若い修行僧は10代前半からこの地を訪れるらしい。
僕が10代前半だった頃はどうだっただろうか?
部活に勉強(ほどほど)、暇を見つけてはテレビゲーム。
あの頃は今この地に立っている事など、決して想像出来なかった。
不思議なものだな。
ただ全く今に関係していなかったとは言いきれない。いつだって自分の人生は何処かで繋がっているのだと思う。

寺を出て宿へと向かうと、もう辺りは日が暮れ始めていた。
拉薩の夕焼けは赤い。とても綺麗だ。
この時にはすっかり元気を取り戻しつつあったのだが、実はこれはまだ序の口。明日の移動からまた高度が上がって行くのだ。目指す最終地点は高度約5000m、ヒマラヤ山脈。
先が不安ではあるが、何とかなるだろう!と自分に言い聞かせるのであった。

つづく。

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