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旅日記-ネパール編②カトマンズ

カトマンズ

今現在、世の中はW杯で盛り上がっている。
勿論ネパールのカトマンズでもサッカーは大人気だ。夜になると各レストランで生中継の試合を楽しむ事が出来る。僕らも夜な夜なレストランへと足を運んだ。皆それぞれ応援しているチームは違うようだ。だが強豪な国はやはり人気が高い。際どいシーンが訪れると、所々から歓声が湧き上がる。まるで祭のような盛り上がりだ。

ビールを飲みながらテレビに被りつく。とても優雅な時間だ。試合が終わると足早にホステルへと帰る。帰宅途中、少し腹が減っていたので近くのショップでポテトチップスを買った。透明のパックの中に良い色をしたチップス、どうやら手作りの様だ。部屋に戻ると無心で被りついた。これでもかと言わんばかりの顔ぶれは、気がつくと小さい破片を残すだけとなった。時間は午前2時か3時。幸福を感じながらも、少しの罪悪感が芽生える。夜のLIVEの後に食べる、濃厚な豚骨ラーメンを思い出した。
腹も満たされた事でグッスリと眠りに着こうとする。だが今、何か胃の中に異変を感じ出した。違和感は次第に痛みへと変わり、睡眠どころではなくなってしまった。おそらく油が良くなかったのであろう、完全に油断していた。
中々熟睡出来ないまま、朝を迎えた。腹痛は昨日にも増してさらに酷くなっていた。食事を取るどころか、歩くこともままならない。これ程の激しい腹痛は初めてのことであった。

結局、夜まで何もしないままこの日は部屋で過ごした。これも異国ならではの体験であると自分に言い聞かせ、1日を無駄にした。

次の日、腹の調子も次第に収まってきたので出かけることに。
バスで20分ほど走った小さな町、キミティプルという場所に着いた。ここはカトマンズとは大分違う。少し高い丘の上にある町で、眺めの良い景色を楽しむ事が出来た。自然も多く、カトマンズを都会と例えるなら街外れの田舎と言った感じである。ツーリストの姿も珍しいらしく、道端で立ち止まると現地人がジロジロとこちらの様子を伺っている。ただその視線は、警戒心というよりも好奇心といった感じであった。

昨日は1日寝込んでいたので、この日は気が済むまで歩き回った。ここで流れる時間はとても穏やかで、優しさに溢れた人々の空気が僕らを癒してくれた。

ところで、こちらのカレーはダルバートだけではなく色々な種類を兼ね備えている。ただ日本のそれとは違い、スープの様にさらりとした物が多い。沢山のスパイスを使っているのか、香りも豊かである。少し辛めではあるが、2,3日もするとすっかり慣れてしまっていた。

7月、ネパールでは雨季である。
一日中雨という日は少なく、降ったり止んだり。雨が降ると気温が一時的に下がるのでありがたい。ただ道路の水捌けが悪く、街を10分も歩けば泥だらけになってしまうので注意が必要だ。この後数日は雨の日が続いたので、特に出かけることもなくカトマンズの中をちらほらと散策するだけに留まった。

ネパールでのVISAは2週間程しか申請しなかったので、そろそろ次の町へと移動する。目的地は”ポカラ”。バスで8時間の距離だ。朝早くに宿を出てバススタンドへと向かう。時刻は6:30、多くのツーリストバスが旅行客を待ち構えている。

僕等は迷いながらも何とかバスを見つけ乗り込む。車内はそれ程混雑もせず、無事に席を確保することが出来た。取りあえず一安心。あまりもの時間を潰すべく音楽を聴く。ガタガタと揺れるバスは、ここに来て逆に心地が良い。知らぬ間に眠りに着いてしまった。

そしてバスは唯々次の土地を目指し、黙々と走り続けた。

 

つづく。

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